「暑さのピークは20日」は表現のサボり
暑さのピークは 20日、と数日前のネットニュースにあった。
6月半ばを過ぎたところだけれど、既に日本は暑いというのはネットニュースから知っていた。記事の言わんとすることは、「ここしばらくの間の足元の」ピークが 20日ということなのは判るけれど、暑さのピークと聞いたら、これから 7月・8月だというのにもうピークだったら今年は冷夏か、と誤解してしまう(しないけど)。動画と違って決まった文字数でニュースを配信する都合上、誤解が生じない範囲で言葉を省略するのかもしれないけれど、せめて「この一週間のピーク」とか「再来週に天気が崩れるまで」とか付け足すのが丁寧ではないかと思ってしまった。記事を書いた人の頭の中では、一定期間の間のピークという文章になっているのが、実際にネット上に載る時に省略されてしまったのだろうと思う。ただ、掲載する前に確認したら違和感を持ちそうなものではないかと思ってしまった。あるいは、私はつまんないことに突っ込むマイクロマネジメントな人なのだろうか。別に新聞社に文句をいうわけではなく、思ったことをひとりつぶやくくらいいいだろうか。なにせ、今年の目標の一つは、いろいろなことに感想を持つ、ということだから。
(そういえば、記事の途中で「冷夏」と書いたが、冷夏と報道で見聞きすることもない暑い夏が常態化してしまって冷夏は死語になってしまったのかもしれない)