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Tag: 人生

たいしたものじゃない

たいしたものじゃない

行き詰まりを感じることがある。それでも、毎日、仕事をしに会社へ行くし、ご飯も食べる。だから、深刻な行き詰まりではないと思っている。

行き詰まりを感じるもとは仕事からきている。プライベート・ライフがあるような生き方をしているわけではないので、例えば、友人関係に悩むことで行き詰まりを感じることはない。結局、仕事が日常生活にも感情にも大きく影響を与えている。

具体的には、思うような成果をあげられていないことや、業務とスキルが合っていないと感じていることなどにスッキリしない感情があって、それが行き詰まりという感情になっているかと思う。そう思う背景には、成果を上げていた自分が過去にいたと思うことや、自分のスキルがその当時の業務にうまい具合に活用できた経験が都合の良い記憶(良い思い出)として残っているというのが潜在意識にあって、それとの比較で行き詰まっていると感じているのだと思う。

しかし、冷静に考えてみると、良い時がそんなに長い時間あったわけではないし、大学卒業までも順風満帆な子ども生活・学生生活を送っていたわけではない。そこは、自分の人生を否定するほどの悪いストーリがあったわけではないのだが、単純に、今、行き詰まりを感じるほどの良い生活を以前に送っていたかといえば、それほどでもない、という程度のこと。

つまりは、大したものではないということ。それに気づいたら、もう少し楽にやっていけそうな気がしてきた。だけど、全力は尽くすつもり。

あの先生がいなかったら別の人生かも

あの先生がいなかったら別の人生かも

そう思う先生が三人いる。

中学2年の時の英語の先生。
高校2年時の数学の先生。
それと、大学時代の商業英語の先生。

この三人にそのタイミングで教わることがなければ、きっと違う進路に進んでいたであろうし、そうとなれば、私が過ごしてきたこれまでの日々とは全く異なる経緯で今日を迎えていたことだろうと思う。

中学1年の時に英語がちんぷんかんぷんだった私を洋楽で救ってくれた2年の時の先生、中学数学から高校数学に変わって全くついていけなくなった私に、ノートの効果的な取り方や数式等を書くことで理解が進むことに気付かせてくれた数学の先生、商社マンから大学講師に転職した先生から聞いた貿易実務になんだか興味を覚えた大学時代。

卒業シーズンなこの時期、きっと叶わないと思うが、会ってお礼が言いたい。