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Category: 食事

ロシアン・ティー

ロシアン・ティー

飲み物の分野でいえば、私は完全にコーヒー党。普段は、水を除けばコーヒー以外の飲み物は、よっぽどのことがない限り選択肢に上がってこない。ところが、先日に突然、たまには紅茶を飲んでみようという気分になった。何かで見たとか読んで影響を受けたわけではなく、本当に何の前触れもなく紅茶が頭に浮かんだ。

コーヒー党ゆえに家に紅茶の在庫はいので、即日実行とはいかずに、まずはスーパーで紅茶を買う必要があった。美味しい紅茶の方が長続きすると思って名前を知っているところの紅茶の葉を買うことも考えたが、最後まで使い切れるかどうかの自信がないため、割と安めのものをまずは試してみることにした。

スーパーの紅茶売り場に立っていると、例の突然のひらめきでロシアン・ティが降って湧いてきた。こちらはゼロから出てきたわけではなくて、30年以上前に当時の知り合いと喫茶店に行ったときに、一緒にいた人が注文したのがロシアン・ティだった(ゼロからではないが30年以上前の記憶からだった)。そう思い始めると、ロシアン・ティにあう茶葉ってなんだろうとスマホで検索したのだが、ジャムは溶かすものではなくて、紅茶をのみながら舐めるものだという説明に目が入った。ロシアンティを初めて知ったあの日から30年以上、ジャムは溶かすものとばかり思っていたので、目から鱗が落ちた瞬間だった。そうすると、この飲み方に関するほかの情報も知りたくなって調べを進めると、ロシアのお茶文化といった一般名詞としてのロシアン・ティを除くと、アメリカ発祥のロシアン・ティはジャムとは無関係だとかいろいろ出てきて、今日も探求心から眠れなそうだ。

年中温暖が良いのか-熱帯雨林で思う

年中温暖が良いのか-熱帯雨林で思う

季節の変わり目がメンタルに与える影響を語る動画を見た。年中温暖な場所にいると、そうでない場所にいるよりも鬱になる例が少ないという説だ。

それを聞いて、確かにそんな気がすると思った一方で、年中温暖な場所は、日の出・日の入りの時刻が年間を通してあまり変化がないために季節感がなく、メリハリがなくてだらっとしがちだというのが私の実感。四季がある日本で生まれて育ったからこそそう感じるのであって、もともとそこで生きてきた人には微妙な変化に気づいていたり、それなりに季節変化を感じ取っているのかもしれないので、あくまで私の感じ方(ちなみに、ヘイズや洗濯物が乾く時間の違いなどから、細かな季節の変わり目を感じる)。

年中暖かいほうが着るものにお金が掛からず箪笥もスッカスカで掃除もしやすいのだが、枕草子の「冬はつとめて」って私もよいと感じる。年中寒いのは勘弁してほしいが、一年間のうち特定の期間であれば、厳しい寒さに触れると生きてる証を感じるし、春を待つのが楽しみで、また、春が来ることがうれしい。そういえば、欧州のシューパーゲルとか季節もの、特に、その年の第一発目を食べると幸福感を満たしてくれる。