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カテゴリー: 食事

セブン・イレブンやるね!

セブン・イレブンやるね!

朝食は前日までに調理しておくようにしておいて、朝にそれを温めればよいようにしている。

しかし、先日は、前の晩にイベントがあって、それは事前に判っていたにも関わらず、前々日の夜までに準備できなかった日があった。そういった日はたまにあって、いつもの通勤経路よりも少し遠回りしてファミリーマートでおにぎりを買って対応することが多い。

当地では、首都には何年も前からファミリーマートがあった。買い出しで都会へ出かける時には、目的が買い出しゆえに日系の大きなグロサリーで買い物をするので、そこにしかなかったファミリーマートではあるものの、そこで食品を買う動機は特におきてこないのだけれど、出張でその街に行くときは、わざわざ自ら渋滞にはまりに中心地のグロサリーに行く気力はないため、ファミリーマートで買う日本風のおにぎりやサンドイッチを楽しみにしていた。

そんなファミリーマートが我が町にきて2年くらいが過ぎた。今は近所にも店ができたので、2か月に一回くらいはパリパリ海苔のおにぎりが食べたくなって、ファミリーマートを利用するようになった。

ちょっと話がとんだので元に戻すと、直近の朝食無し日もいつもの店舗で買ってから出社しようと思ったのだけれど、その日はまだ営業が始まっていない。通勤に一番便利のよい店舗は、開店直後こそ朝6時から営業していたのに、ひと月経つか経たないかの時には7時営業開始に変わってしまっていて、私の通勤時間帯には合わなくなった。ただ、少し遠回りすれば、朝6時から営業している店舗があるので今日もその少し通り店舗にいったのだが、6時でもシャッターが閉まっている。もしや、この店舗も7時営業開始に変更してしまったのか。

閉まっていては仕方ないので、泣く泣くセブン・イレブンに行った。普段は行かない店舗に初めて行った。そこでびっくり、おにぎりはあるし日本で売っているものに近いサンドイッチもある。

やるじゃん、セブンイレブン。

たまたま今回にいったセブンだけではなくて、全店舗が同じ品揃えかは調査が必要だけれど、やるじゃん、セブン。

きっとこれは、ファミリーマートという競合店舗ができたことによる影響だと思う。健全な競争は、消費者によいことが起こるということを実感した。しかもこのセブンイレブンは24時間営業だ。ファミリーマートに差をつけている。

もう一度言いたい、やるじゃん、セブンイレブン。

逆流性食道炎

逆流性食道炎

数年前に逆流性食道炎と診察された。会社勤めしていた当時の成人病検診では、上部内視鏡検査は含まれておらず、腹部超音波を診察に使用していた。最初は、エコーで胃粘膜下腫瘍を疑う所見と検査成績表に記された。検診後は、産業医との面談を行うことに会社のルールでなっていた。産業医は何名か所属していたが、私が面談をした産業医は、週に一度、内科の病院で勤務した関係で、上部内視鏡での確認をしてはどうかと提案をされ、それを受けてみることにした。

その時以来、上部内視鏡検査を受けた年は、逆流性食道と食道裂孔ヘルニアと診断されるようになった。

所見には、内服治療が必要とコメントされているのだけれど、海外にいるので継続的に通院もできずにいるのだけれど、初めて逆流性食道炎とコメントされる前の何年も前から胸焼けは自覚していたし、普段は飲まないオレンジジュースを飛行機内や宿泊先の朝食で飲むと、いつも以上に非常に強い胸焼けを感じたりもしていたので、食道から胃にかけてはちょっと荒れてるのかなあとは常々思っていた。

ながながと書いたけれど、今日思ったことは、次回の検診の前は、1ー2か月のあいだ、コーヒーを控えてみようということ。私はコーヒー中毒で、毎年の検診前の絶食時や、飛行機内で移動する際に自由にコーヒーを飲めない時間が半日でも続くと頭痛になる。所謂、カフェイン離脱からの頭痛。だから、コーヒーを控えるのは十分な準備をしてからでないと厳しいことになると容易に想像できる。しかし、好みの味のコーヒー豆が手に入りにくくなっているのもあるので、そろそろコーヒーも潮時というか、止める・減らすにはちょうどタイミングがよいのかもしれない。タバコは何年か前に辞めたし、アルコールもしばらく控えていた。これにコーヒーまで控えるとなると…という気持ちもないわけではない。だけれど、コーヒーと食道炎の相関を調べるには、一旦コーヒーを控えて検診を受ける以外にはないので、もしも何も変化がないならそのままコーヒーを飲み続けられるという検証になるので、来年はやってみようと思う。

牛丼並盛が498円税込

牛丼並盛が498円税込

突然に牛丼が食べたくなった。これまでに牛丼を食べた回数は、大人になってからの人生をならせば多分1年に2回くらい程度の低い頻度ではあるけれど、たまに食べたくなると続けて食べたくなる。今回は、おそらく3年ぶり位なので続けて食べたくなる例とは違うのだが、無性に牛丼が食べたくなった。朝早くに出かける用事があり、それも牛丼を食べたくなった理由の一つだったと思う。牛丼は、夜なら遅い時間、朝でも日が出る前の時間帯で食べるものというイメージが私にはある。

味はいつもの牛丼の味だった。変わるもの・変わらないもの・変わってほしくないものがあるが、牛丼は変わってほしくない味で、私には変わっていないように感じる。年齢によって、私の味覚は変わっているはずなのに、牛丼の味は変わっていないように感じるのは、味の記憶がどこかにあって、実際の味ではなく記憶の味を感じているからなのだろうか。

大きく変わっていてびっくりしたのは価格。店舗で並を食べたのだけれど、税込み498円だった。昔と比較するのはナンセンスとは言え、私が初めて外国旅行に出発する日に食べた特盛が当時は 500 円だった。餞別というわけではないが、先輩がおごってくれるということで、なんと、その先輩のご厚意で特盛を2杯ごちそうしてもらった。ありがとう、あの時の先輩(ちなみに無事帰国した後も、同じ先輩に牛丼をごちそうになった)。

30 年以上経てば物価は上がって当然な反面、デフレ、デフレと言い続けていたのに、いつの間にか並盛が 500 円になっていたとは。3 年くらい前にも牛丼は食べていたはずだか、私は牛丼を食べるときは特盛か大盛だったので並の価格を知らなかったところ、学生時代の特盛と現在の並が同じだったので比較しやすいところで違い大きくて驚いた。以前と現在で特盛同士の比較であればそんなもんかと思ったかもしれないが、特盛と並が同じことに驚いた(実際に特盛価格をネット検索したら当時との違いに驚いた。結局、何をどう比較しても驚いた)。

学生バイトの時給も上がっているはずだけれど、今も学生にとっては牛丼は安いものではないのだろうと思った。

エクセルワン(スポーツ飲料)

エクセルワン(スポーツ飲料)

子どものころに粉末から作るスポーツ飲料に、ゲータレードともう一つあって、私はそっち派だったことがなぜか記憶によみがえった。問題は、私がいつも飲んでいた方の名前が思い出せないこと。

小学校の頃に地元の野球チームに入っていた。私が子どもの頃は、運動中に水分を取らないことを是としていた時代ではあるが、弁当の時間とかにも水分を取れないわけではなかったので、毎回ボトルに粉末を水で溶かして持って行っていた。ボトルにはストローがついていて、ボトル蓋から出てくるストローをひょっと折り曲げて蓋にある穴に差し込んむタイプの容器で、保冷用のボトルカバーもあった。

その名前がどうしても思い出せなかったのだけれど、ゲータレードをキーワードに探しに探した結果、エクセルワンがヒットした。これだ。緑色のボトルだ。検索すると黄色やゴールド色のボトルの写真もあったが緑のボトルが代表的なものだったと思う。粉がないときはレモン水を持って行った時もあるけれど、結構な期間、XL-1 を定期的に飲用していた。通常は前の晩からボトルごと凍らせていたのだけれど、気温によっては昼食時にまだ溶けていなくて凍ったままの状態で、ボトルを上下に振って一生懸命溶かそうとしたり水を入れたりしていたことも何だか急に思い出された。私は、なぜかゲータレードにはバスケットボール選手のイメージがあり、エクセルワンにはテニス選手のイメージがあった。私は少年野球の時に持って行っていたが、なぜかエクセルワン派だった。

どこかの時点でこういった飲料を飲まないようになったのだけれど、きっかけをあまり覚えていない。記憶があるなかでは、後にも先にもエクセルワン以外のスポーツドリングやジュースを常習的に飲用した記憶がない。ペットボトル症候群から遠いところにいるのは悪くないが、水分摂取がもともと少ないのでそっちの悪影響の方がもしかしたら大きいのかなと心配したりする。

週末には空腹感をあまり感じない

週末には空腹感をあまり感じない

脳みそもカロリーを使うのだろうか。運動でカロリーを消費するのはイメージがわく。物理的な動作が伴うので、動けばカロリーを消費するだろう。しかし、動きのない脳みそがカロリーを使うことはイマージしずらい。

ところが、脳みそが何かを燃やして活動している感覚はある。平日はじっとしているのにまず間違いなく空腹を覚えるのに、週末は動いてもじっとしていても、空腹感のないことがあるから(本当のところ、私の場合は、体を動かす程度が高くなると顎が疲れて空腹感がなくなる傾向があるので、動く・動かないという観点では、動かない方が空腹を感じることがある)。就職してすぐの頃は、土曜日は朝から何も食べずに日曜を迎えることも度々あった。その間、寝ていただけとかではなくて、普通に活動しながら、決して我慢していたわけではないけれど、何も食べずに 36 時間以上過ごすことがあった。だけど、平日に無意識のまま食事を抜くことはまずありえない感覚があったし、忙しくて時間がなくても何かを買ってくるとかして空腹を紛らわしていた。

実際のところ、カロリーを使うことと空腹を感じることが直結するのかはわからない。脳がカロリーを必要としているとしても、決して痩せてはいない私なので使っているカロリーは大きくない筈。そうであれば、空腹を感じるまでの消費量でもないはずなので、感覚と人体は一致していないと思う。あるとすれば、脳を使うと血糖値が下がって、それが脳(だけではないけれど)には危険な状態になりうるから空腹感を生じさせて注意信号を発する、とかなのかなあ。専門家ではないので、メカニズムは判らないけれど。

定年退職したら、空腹感から毎日、解放されるのかなあ。そうすると、体重コントロールしやすくなるのかなあ、などと思いながら今日は何を料理するか考える。

ボージョレー・ヌーボーの販売から撤退

ボージョレー・ヌーボーの販売から撤退

メルシャンが、販売から撤退することを報道で知った。それとともに、メルシャンがキリンホールディング傘下なことも、その報道で知った。キリンといえば、何十年か前にニュージーランドのライオン・レッドを買収した。キリンがライオンを買ったのだ。

動物シリーズは横におき、ネット・ニュースによれば、昨年にはアサヒビールがすでにボージョレー・ヌーボーから撤退し、サントリーも休止していたそうな。私はボージョレー・ヌーボーを飲んだことはないが、その年の最初のものを楽しむイベントは別にあってもよいだろうとは思っている。以前にあまりにも騒ぎすぎた反動で、最近になって下火になったイメージがより鮮明になってしまっての撤退だと思う。流行るものはいつか廃れる。日付変更線のおかげもあって世界でも早くにボージョレー・ヌーボーが解禁になる日本は、2000年にはそのおかげで世界で早めに Y2K チップ問題が顕在化するとかも言われたり、その翌年には割と早くに 21世紀を迎えるとかで喜んでいた(確か、太平洋にある島国で、世界で最初に 21世紀を迎えるために 2001年だけ夏時間か何かで時間を調整とかあったような記憶)。

世界で最初、についても横におき、その年の最初には喜びもあるし、ボージョレー・ヌーボーとは違って、実際においしいものもある。代表的なものは、フェダーバイサーだろう。これは美味しい。毎年興奮する。本当に待ち遠しい。これぞ、一番搾りという感じ。瓶に栓をすることができないので(ラップと輪ゴムを栓と言わなければ)、早くに飲まないといけないし、早くに飲んでしまう。
あと、シュパーゲルも、その年の最初は特に美味しい。多分、その年の2回目も3回目も同じように味としては美味しいとは思うけれど、感覚的にはやはり最初が一番美味しい(5月、6月に出されるものは、実際に味が落ちてると思う)。
シュパーゲルは、解禁日は特に決まっていなかったと思うが、最後の日は決まっていたと思う。4月上旬になると、いつからメニューに載るのかワクワクする。最初のものは、早ければどのレストランでもよいわけではなく、好みのレストランで最初に出してくれる日がいつになるのかが重要な情報。終了日が気になって調べたところ、ネット情報によると聖ヨセフの日(6月24日)のもよう。なんでも、この日は初霜の100日前ということで、この時期から畑を休ませる必要があるとの説明を読んだ。収穫されるまでずっと土の中で過ごすホワイト・アスパラ。ついでに聖ヨセフが気になって調べたところ、英語では John とのことだった。フランス人の知り合いで Jean がいるが、彼もヨセフ。チェコ人の Jan もヨセフ。ドイツ人の Johannes は、割とわかりやすいが、本当にアメリカ人は外国のものを全て変えてしまうと再確認(ミュンヘン vs ミューニック、ウィーン vs ヴィエナ等)。

ちょっと話がちらかってしまったが、元の話題に戻るとすれば、キリの良さ(新年とか初日とか)が好きな日本人には、ボージョレー・ヌーボーはイベントとして継続する売主がいてもいいような気がする。

オールブランは何処へ行った?

オールブランは何処へ行った?

ケロッグ・オールブランが店から消えて結構な時間が経つ。

地元のスーパーから消えてから1年くらいが経つだろうか。私が毎週通うスーパーは、ある時は大量に同じ製品が陳列棚にある一方で、在庫がない時期はしばらく棚で目にすることがないことが続く。仕入れの問題なのか納入の問題なのか判らないが、要は安定していない。オールブランもそのうち入荷するだろうと期待しながらの1年である。定期的に買い出しに行く大きな町でも全く見かけない。たまに、いつもと違う系列のスーパーに行くこともあるのだけれど、そこでもない。多分、オールブランが私の住む国から消えてしまったのだろうと疑っている。

しかし理由が判らない。ケロッグ製品はある。オールブランだけがない(ほかの商品は探していないので、本当にオールブランだけないのか実際は不明)。これが余計に謎を深めている。味のないオールブランは本当は好みとは違うのだけど、ほかのシリアルとプレーンヨーグルトにはちみつを掛けて食べる時にトッピングとしてオールブランを振りかけるのが好きだったのに。

天下一品

天下一品

ここ数週の間、天下一品の大量閉店に関するニュースを何度か見た。学生時代にお世話になったラーメン店といえば、神座、横綱、金龍、王将、そしてこの天下一品だった。店舗数の多い天下一品と王将は学生寮から気軽に行く感じで、横綱・金龍・神座は、だいたい道が空いてる夜中にいくのが相場だった。

一緒に行っていた人たちの中では、金龍派と神座派みたいな感じで好みが分かれていたけれど、結局、みんなとどっちにも行った(ミナミに行って行列具合を見てからどっちに行くか選ぶことが多かった)。ただ、神座に関しては、木の長椅子に座って食べる店に行っていた記憶があるのだけど、ネットで店舗を検索するとどれも四角い壁と天井のある店舗しかないようで、現在の何店なのか判らない。

横綱は、ネットの店舗情報を今見ると、当時に住んでいた場所にもっと近い店舗があるようだが、京都の本店に行っていた。大阪の店は新しいのだろうか。たしか、近くにボーリング場があって夜空に向かってレーザーが光っていて、それが近づくともうじき店という感じだったのを覚えている。もう廃止なのだろうけれど、私の中では、横綱=ご飯お代わり自由、横綱=夜中のドライブ、のイメージ。お代わり自由は、学生にはとても有難かった。

天下一品のニュースをみたら、ラーメンの記憶がいろいろと蘇った。

のどの渇き

のどの渇き

この 2-3 か月の間、のどの渇きをいつになく感じていた。

学生時代に運動部に入っていたころは、昭和よろしく練習中に水分摂るなに加えて砂糖の入ったジュース禁止ということもあって、水分をあまりとらない生活をしていたイメージがある(ジュースを買う余計なお金もなかったし)。大学を卒業して働き始めてからも、アルコールを除けば水分をあまりとってきた覚えがない。それと、昼間に水分をとる時はもっぱら暖かいもの(ほぼコーヒーのみ)ばかりで今に至る感じ。

ところが、ところが、ここしばらくはのどが渇いて仕方なかった。昼間は、暖かいコーヒーをここ数年と同じくらいの量を飲み、食べ物からとる水分についても特に食べるものが変わった感じもないのだけれど、夜になるととてものどが渇いていた。口をあけて眠っていてのどが渇くのではなくて、帰宅してから眠るまでの間の夜間のことなので、物理的な理由からの渇きではないと思う。毎年の成人病検診では尿酸値に異常はなかったので糖尿病ではないと思うけれど、次回のドックでどのような結果がでるか注視が必要だと思っている。この点、食べすぎ・運動不足なことは否定できないものの、今年急に食べすぎてるわけではないので(それはそれで問題)急に喉が渇くとも思えない。

そうこうしているうちに、先週から渇きがピタッと止まった感じ。元に戻った感じがあるのはいいけれど、何かが突然に変わるのはそれはそれで心配。何か小さなことが大きな変化になりうる年齢になってきたということで、とりあえず整理しておこうとは思う。

個人的な日記というか記録というか …

営業終了の記事で、いろいろと思い出す

営業終了の記事で、いろいろと思い出す

2025 年 5 月 19 日付の日本経済新聞に、『東京タワー真下の「東京芝とうふ屋うかい」が閉店 26年3月末に』という記事があった。私は、仕事上の会食で一度だけ、こちらのお店で食事したことがある。もう 10 年以上前の話。

その日は、私は招待側パーティの一員で、そのメンバーのトップである部門の長の選択となったことから高級店での会食となった。招待された側は、サプライヤでありパートナーでもある海外の取引先で、肉の国からの人だったけれど、とうふ料理はもちろん、東京タワー下にあるダイナミックな景観と、それとは真反対な敷地に入ってからテーブルにつくまでの風情も堪能したようだった。

関係する人々の顔ぶれは変わったものの、その時に招待した会社とは現在も関わりがあり、この記事をきっかけに取引の歴史や人々とのやりとりが色々と湧き出てきた。時が流れる。


ロシアン・ティー

ロシアン・ティー

飲み物の分野でいえば、私は完全にコーヒー党。普段は、水を除けばコーヒー以外の飲み物は、よっぽどのことがない限り選択肢に上がってこない。ところが、先日に突然、たまには紅茶を飲んでみようという気分になった。何かで見たとか読んで影響を受けたわけではなく、本当に何の前触れもなく紅茶が頭に浮かんだ。

コーヒー党ゆえに家に紅茶の在庫はいので、即日実行とはいかずに、まずはスーパーで紅茶を買う必要があった。美味しい紅茶の方が長続きすると思って名前を知っているところの紅茶の葉を買うことも考えたが、最後まで使い切れるかどうかの自信がないため、割と安めのものをまずは試してみることにした。

スーパーの紅茶売り場に立っていると、例の突然のひらめきでロシアン・ティが降って湧いてきた。こちらはゼロから出てきたわけではなくて、30年以上前に当時の知り合いと喫茶店に行ったときに、一緒にいた人が注文したのがロシアン・ティだった(ゼロからではないが30年以上前の記憶からだった)。そう思い始めると、ロシアン・ティにあう茶葉ってなんだろうとスマホで検索したのだが、ジャムは溶かすものではなくて、紅茶をのみながら舐めるものだという説明に目が入った。ロシアンティを初めて知ったあの日から30年以上、ジャムは溶かすものとばかり思っていたので、目から鱗が落ちた瞬間だった。そうすると、この飲み方に関するほかの情報も知りたくなって調べを進めると、ロシアのお茶文化といった一般名詞としてのロシアン・ティを除くと、アメリカ発祥のロシアン・ティはジャムとは無関係だとかいろいろ出てきて、今日も探求心から眠れなそうだ。

年中温暖が良いのか-熱帯雨林で思う

年中温暖が良いのか-熱帯雨林で思う

季節の変わり目がメンタルに与える影響を語る動画を見た。年中温暖な場所にいると、そうでない場所にいるよりも鬱になる例が少ないという説だ。

それを聞いて、確かにそんな気がすると思った一方で、年中温暖な場所は、日の出・日の入りの時刻が年間を通してあまり変化がないために季節感がなく、メリハリがなくてだらっとしがちだというのが私の実感。四季がある日本で生まれて育ったからこそそう感じるのであって、もともとそこで生きてきた人には微妙な変化に気づいていたり、それなりに季節変化を感じ取っているのかもしれないので、あくまで私の感じ方(ちなみに、ヘイズや洗濯物が乾く時間の違いなどから、細かな季節の変わり目を感じる)。

年中暖かいほうが着るものにお金が掛からず箪笥もスッカスカで掃除もしやすいのだが、枕草子の「冬はつとめて」って私もよいと感じる。年中寒いのは勘弁してほしいが、一年間のうち特定の期間であれば、厳しい寒さに触れると生きてる証を感じるし、春を待つのが楽しみで、また、春が来ることがうれしい。そういえば、欧州のシューパーゲルとか季節もの、特に、その年の第一発目を食べると幸福感を満たしてくれる。