天下一品

天下一品

ここ数週の間、天下一品の大量閉店に関するニュースを何度か見た。学生時代にお世話になったラーメン店といえば、神座、横綱、金龍、王将、そしてこの天下一品だった。店舗数の多い天下一品と王将は学生寮から気軽に行く感じで、横綱・金龍・神座は、だいたい道が空いてる夜中にいくのが相場だった。

一緒に行っていた人たちの中では、金龍派と神座派みたいな感じで好みが分かれていたけれど、結局、みんなとどっちにも行った(ミナミに行って行列具合を見てからどっちに行くか選ぶことが多かった)。ただ、神座に関しては、木の長椅子に座って食べる店に行っていた記憶があるのだけど、ネットで店舗を検索するとどれも四角い壁と天井のある店舗しかないようで、現在の何店なのか判らない。

横綱は、ネットの店舗情報を今見ると、当時に住んでいた場所にもっと近い店舗があるようだが、京都の本店に行っていた。大阪の店は新しいのだろうか。たしか、近くにボーリング場があって夜空に向かってレーザーが光っていて、それが近づくともうじき店という感じだったのを覚えている。もう廃止なのだろうけれど、私の中では、横綱=ご飯お代わり自由、横綱=夜中のドライブ、のイメージ。お代わり自由は、学生にはとても有難かった。

天下一品のニュースをみたら、ラーメンの記憶がいろいろと蘇った。

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