Browsed by
Category: エクセル

エクセル:SUMIFS

エクセル:SUMIFS

備忘録。

SUMIFS を使用する際に、一致する条件検索範囲を複数使用して正しく計算させるには、一つのカッコでは計算ができないことを知った。計算を行うためには、その同一範囲の使用回数の分だけ括弧が必要。

例えば、同一範囲には10種類の単語が入っていて、そのうちの3つのキーワードのもののみを取り出して足し算するためには、3つのカッコが必要ということ。

   A  :条件を検索する範囲
   X,Y,Z :データを抽出する条件
   N  :合計する範囲

   ①計算できる場合     = SUMIF(A, X, N) + SUMIF(A, Y, N) + SUMIF(A, Z, N)
   ②計算できない      = SUMIFS(N, A, X, A, Y, X, Z)

②でききそうなものだが、エクセル的には一つでも該当しない条件を見つけた時点ですべてをゼロ(該当なし)にしてしまう模様。面倒だけれど、同じ条件検索範囲を使用する回数と同じだけのSUMIF括弧を入力する必要がある。

数字は合計をしてください

数字は合計をしてください

私が入社したウン十年前と比較して、今では、事務所を主な仕事場としている人の殆どは、ほぼ例外なく数字に向き合う時間がとても長くなっていると思う。パソコンが会社で一人一台になって30年近くが経つ(私の場合)。パソコンの性能はよくなり、個人のテクニックや技も増えたので、数字に費やす時間の増分以上に、見ている数字の量はもっと増えていると思う。

私の業務は、どちらかといえば数字に向き合うのがメインと言ってよい。自分で数字を扱う場合もあれば、誰かがまとめた数字を読み解く場合もある。今、私が勤務する会社で結構な頻度で気になるのが、桁数の多い数字を扱っている時の小数点や、右揃えでない数字など。人それぞれなのは承知しているし、その数字の意味するものにもよるけれど、100を超える数字には小数点以下は不要じゃないかというのが私の感覚。また、エクセルの数字を中央揃えで資料を作る人が私の周りに結構いるが、全てのデータの桁数が一致していればまだよいものの、そうでなければ、数字の大小(桁数)を一目見てぱっとイメージするのがとても難しいので右揃えにして欲しい。

以上は趣味の問題かもしれないので他人には強要はしないが、合計していない数字を出してくるのはやめて欲しい。例えば4月の売上が 15,5月は 10,6月は 20 というのがあったとしたら、誰もが4-6月で 45 と計算するのではないかと思うが、合計を書かない人がいる。このケースで、例えば計算機で合計するのに10秒かかるだけの項数があるとしたら、合計を書かないことによって、その資料を6人に展開するなら合計60秒の時間を奪うことになる。誰も合計しないだろうと発信者が思っているのか、足し算は必要な人が勝手にやってくれと思っているのか知らないが(きっと全員が必要)、もっと丁寧に数字を扱って欲しい。

私が新卒で入社した会社の配属先部署では、一番若い社員が部の月例会議の資料の定量情報をまとめることになっていて、「数字は合計しろ」と上司や先輩に教えてもらったことを覚えているし、提出する相手に足し算をするための無駄な時間を使って欲しくないと思っていた。今、こんなことを言うと、おおらかな国の会社だったりすると、細かいことを気にしてマイクロ・マネジメントだとか言われたりする。

それでもやっぱり、作成者が足し算しておけば、(さっきの例でいれば)6人が同じ足し算をする必要はなくなるので、そちらの方が断然よいと思うのだが。まあ、このような計算の例で引き合いに出すには少々大げさではあるが、合計しない人は、私が大学時代に商業英語を学んだときに習った you attitude が少し欠けていそうな気がする。相手を慮りすぎる悲しき日本人かもしれないが。

数式 = (a*b)/x – (a*b)/y

数式 = (a*b)/x – (a*b)/y

仕事で何かのデータを変換しようとしているときに、タイトルのような計算をすることになった。
(a*b) が共通しているので、(x-y) で計算を簡単にできると思ったのだけど、割り算のまま計算してしまって変な計算結果になってしまった。あまりにおかしい数字なのですぐに間違いと判ったのだけど、割り算だからって割ってはだめで、(1/x – 1/y)を掛けることに気付くまで時間がかかった。

単なる感想であり、衰えの実感であり、以前に出来たことが出来なくなった残念な気持ちがぐるぐるぐる。

エクセル:ある日突然、日付が「標準」認識される

エクセル:ある日突然、日付が「標準」認識される

あまりエクセルを使用しないタブレットPCにて、久々にエクセルを使用した際、新しいエクセル・ブックに日付のつもりで入力したデータが日付の書式で表示されないという事象に遭遇した。

何か入力間違いでもしかたと思い、入力し直したり、その入力内容を再確認したり、別のセルに別の日付を試しに入力したりしたが、どれも標準で認識された。前段通り、エクセル頻度の低いデバイスだったので、一生懸命に直近、何か変更したかどうかを思い出そうとしていた。

10分くらい経ったであろうか、国・地域設定を変えたのを思い出した。その目的は、Outlookの受信や送信日時の表示方法が変わるかなと思って試したことだった。Outlookでは目的は果たせず、その時にもとの国・地域設定に戻しておけばよかったものの、それをせずに放置してしまい今回の事態が生じたものと思われる。なぜなら、そのほかの設定変更を思い出せないから(思い出せない頭になっているのかもしれない)。

ただ、国・地域を日本に変えただけだ。日本設定にするとエクセルで日付が標準にしか認識されたない、なんていうことは聞いたことがない。しかし、ほかの理由が見当たらないし、設定を元に戻したら日付がエクセルに自動認識されるように戻った。

ネットで検索しても、私の症状に合う見出しがヒットしない。「セルの書式設定で日付に変えるといいですよ」といった類の回答ばかり出てきて、私のようにある日突然、設定変更によって自動認識されなくなった、という事象の回答はネット質問箱のもっと奥深くにあるのだろうか。「日付に自動で変えないようにする」をキーワードにして調べてその逆をしようと思って検索したが、こちらもやはり書式設定とか「日付の前に ‘ を入れるといいですよ」といった類の回答で、私の問題解決への助けにはならなかった。

次の週末にでも、もう少しだけ時間をかけて検索してみようと思う。

IT 知識や技を教えてくれるYouTube番組

IT 知識や技を教えてくれるYouTube番組

私は YouTube 番組を観る時間は比較的長い方だと思う。日本で生活していた時は、テレビを見ることはあまりなかったのもあって、日本語放送が含まれている衛星放送のチャンネルを買ってまで見ることを今もしていないが、YouTube は最初は音楽系のものから入って、最近はそのほかのジャンルの番組も観るようになってきている。

最近よく観るようになったジャンルの一つに、パソコンやアプリを解説する番組がある。日本の企業に勤務していたころは、会社の IT ヘルプデスク的な部署に判らないことを問い合わせていたが、現在勤務する企業ではそういった部署がないため、ネットで調べるしかなくなった。調べる対象がクリアな場合はネット検索をし、何か新しい技がないかなとぼんやりした目的の時は YouTube 動画を適当に流したりしている。

最近ふと感じたのが、誰が番組を作成しているんだろうということ。YouTube 動画にはイントネーションや読み方に違和感があるものが多いが、それは AI 音声がまだ追いついていなからだろうと想像していたのだが、最近観た動画でちょっと気になったのが、表現に違和感があったこと。AI 音声は、原稿を作成してそれを読ませるのであれば、発音に違いはあっても間違った発音から想像できる単語(あるいは字幕)は正しいことが多いのだが、表現自体がおかしいのがあった。それは、文章も音声も AI が作成しているのからなのかもしれないが、もしかしたら文章自体が自動翻訳を使用して海外の人が日本向けに作成しているのもあるかもしれない。そうなると、情報の信ぴょう性を少し疑いながら参考にしたほうがよいのではないかと思い始めた。ネット情報は絶えず疑いの目をもっていたが、正直、YouTube はもともと音楽番組を楽しむところから入ったこともあって、提供されているものの正しさの観点はあまり持っていなかった。もちろん、日本で作成された動画にも疑問視せざるをえない情報が含まれることもあるだろうし、どうみておかしいと気づくこともあるが、適当なことをいっているのではなく意図的に間違いをインプットされているとなると怖い。

エクセル:フラッシュフィル

エクセル:フラッシュフィル

オートフィルを大見出しとすれば、フラッシュフィルはその中の種類の一つで、オートフィルに条件を付与する機能。年月日を例にすれば、オートフィルを実施したのち、その範囲の右下に出てくるオートフィル・オプションを展開して表示されるボックスの中の「週日単位」を選択すると、ウィークデイのみを選んでオートフィルしてくれる。

週日は国によって違うが、コントロールパネルで国・地域を変えることでその国の週日が表示されるようにできるのか、国・地域に加えて使用言語も併せて変更する必要があるかどうかの検証はまだしていない。

オートフィル・オプション展開前


オートフィル・オプション展開後

やった、覚えてた

やった、覚えてた

パソコンで作業中に意図せずにスクリーン・ロックしてしましまった。

先日、PCキーボードでのショートカットを発見したので早速使ってみようと思ったのだが(スクリーン・ロック設定 – Journeyman : Blog)、あれ、なんだっけと。せっかく、最近見つけたのに。

少し冷静になって、ロックしてしまった時の直前のアクションが、コピーをしようと [ Cntl+C ] を意図したのを思い出し、そうだ、[ Fn+C ] だと記憶が戻ってきた。機械的に Fn+Cで覚えようとしてもうまくいかないかもしれないけど、Cntl+Cに似たものと思えば、今後は反射的に対応できるかもしれないと感じた。語呂で年号を覚えるというわけではないけど、何かに関連付けて覚えた方が、やっぱり覚えやすい。



エクセル:SUMIF 検索範囲と合計範囲は同じ列の数だけ

エクセル:SUMIF 検索範囲と合計範囲は同じ列の数だけ

またも最近の発見。SUMIFの検索範囲と合計範囲の列の数は、同じだけということ。
例えば、検索範囲を1列で設定すると、いくら合計範囲として複数列を設定しても、検索範囲の列数である1列(設定した合計範囲の中で最も左に位置する列)しか合計しないということ。
基本的なことかもしれませんが、私は知らなかった。

①検索範囲を1列、合計範囲を3列設定したケース=一番左しか合計されない

②3列を合計範囲として計算させたいときは、検索範囲も3列設定する必要あり

※上記の説明は、下記の例と一致しませんが、伝えたいことは、下記の例では検索範囲を5列(ただし、検索ワードが入力されている実質の検検索範囲は3列)にしたら、合計範囲も5列に設定して、検索範囲の右隣の列から合計を導いてください、とSUMIF関数を設定する必要がある、ということの模様。

エクセル:sumifs関数、ダイアログボックスにスクロールバーあり

エクセル:sumifs関数、ダイアログボックスにスクロールバーあり

今更なにを言うんだ、という人が殆どかと思いますが、もしも私のようなおっちょこちょいの人がいれば、ご参考になるかもと思って書きます。

sumifsを使って3つ以上の条件設定をしようとしましたが、ダイアログボックスには条件2つまでしか目に入らず。ネットで探すと条件は127個まで設定できるとあるが、2つまでしか目に入らず。
ここで、私が勝手に解釈したのは、
      ・条件は最大127個設定可能
      ・ただし、ダイアログボックスでは2個まで
      ・3個目から127個目までは、関数の括弧内は自分で手入力してゆく

ダイアログボックスの右側にスクロールバーがありました。
127個全部、ボックスで対応可能です。
私がおっちょこちょいというか、注意不足というか、とにかく焦りすぎてました。


ピボット・テーブル間の連動を解除

ピボット・テーブル間の連動を解除

エクセルのピボット・テーブルに関する長年の悩みが一つ解決した。

その悩みとは、同じ元データを引用したピボット・テーブルを、1つのエクセル・ブックに複数作成したい場合のこと。1つのテーブルで処理するには変数が多すぎて見ずらい時や、特定の目的があって1つの元データを複数の方法でピボットしたい時のこと。具体的には、一方のテーブルを更新すると、他方のテーブルが意図しない反応をしてしまうこと。
エクセルでの悩みの解決策については、たくさんの人たちがネット上で教えてくれているのであるが、このピボットの悩みはしばらく解決させることができなかった。いくつかのことなる言葉で検索するも、この問題を解説するサイトにたどりつけなかったのだが、ついに、とうとう、出会うことができた。非常にうれしい、すっきりした。

判ったこととしては、悩みの原因は「同じデータソース(ワークシート内のセル範囲またはデータ接続)に基づくピボットテーブルはデータキャッシュを共有します」(マイクロソフトのサポート・ページ上の説明)ということで、それに対する解決策は、この「共有」を解除するか共有しないようにテーブルを作成すればよい、ということのようだ。

これが判明してあらためて「ピボットテーブル」「キャッシュ」でネット検索すると、いくつもの説明サイトがヒットした。「一つのデータベースで複数のピボット、連動」で検索したときは、「複数のデータベースで一つのピボットを作成」みたいな検索人からしてみたら真逆のようなサイトがヒットしたものだった。キャッシュにかすりもしなかったのが、嘘のようだ(多分、何度もクリックして出現頻度の低いものまで辛抱強く検索していたら、いつかはたどり着けたのだろうが)。

まだまだ、検索する際のワード選択の想像力の研鑽が足りないと実感した。