外国の会社での社内イベント
現在勤めている会社には、社内イベントがそれなりにある。完全に社内のものと、外部の組織をゲストに招くものと両方ある。例えば、消防や警察などいざという時のために日頃からの関係が重要な組織や、周囲のコミュニティというようなそれこそ毎日なにがしかの関係のある人々とともにイベントを行うこともある。そのイベントの様式でいえば、フォーマルなものもくだけたものもある。
フォーマルなイベントの時にいつも思うことは、年に1回あるかないかのイベントに着ていくことがでできる服をみんなよく持っているな、ということ。日本人の場合は、そんな服を持っていない人の割合のほうがまず間違いなく多数派だろうという恰好で出席する人が殆どで感心してしまう。
そんな人たちだから、パーティの席で記念品をもらったりする所作も慣れている人が殆ど。壇にあがり記念品を受け取り、プレゼンターと握手して、もらった記念品をよく見えるようにしてプレゼンターと笑顔で記念写真に納まり、次の人がきて…という一連の流れが何のよどみもなく進んでいく。とにかく、皆、慣れている。学校に通っているいる時からこういう経験があるのだろうか。こちらも感心する。
多くの日本人とは違ってすごいと思うことが多い反面で、パーティ前の気合の入れ方がすごくて、業務時間中にするその準備への熱量も高いのに困惑するというか、なんというべきか。会社のイベントなので準備の前に業務だろと言ったらパワハラと言われかねない。多くの人が集まって準備し、その会議室からは時折、楽しそうな笑い声がきこえたり。みんなで集まって準備しているので、後ろめたさが薄まるのだろうか。イベント前は目をつむるが、それと同じくらいの熱量を短時間集中型でもよいので仕事に向けられないものか。
これは一つの例だけれど、私がいまいる国では、やる人とやらない人の差がますます開いていく一方のような気がするが、以前に私がいた国とちがって、今の国ではやる人・やらない人の待遇差があまり顕著ではなく、生活ができる水準は維持できているようだ。これは、生活がしやすくて悪いことではないと思うのだが、ほかの国に抜かれてしまうのはそう遠くでない危機感はあるが、やる人が稼いでくれて国や会社としてはうまく回っていくのだろうと想像する。そうすると、やっぱりよい国なのだろう。
初めの趣旨とだいぶかわってしまったが、私もここぞの時に着て行ける服の一着くらい持っていたほうがよさそうだとは思っている。
4月22日の記念日
・よい夫婦の日:語呂合わせ。ほかに、毎月22日、2月2日、11月22日、11月23日(=いいふさい)
・カーペンターズの日:1969年に米 A&M Records と最初の契約に署名
・地球の日(アース・デイ):環境保護への支援イベントが毎年行われる(最初は1970年)