閲覧者
タグ: 外免切替

外免切替 ー 厳格化後の合格率低下

外免切替 ー 厳格化後の合格率低下

合格率が低下したことを報じるニュース記事を目にした。事故を起こすのは外国人もいれば日本人もいる。飛び込みで受験する人もいるだろうけども、日本人の場合は、基本的に教習所に通ってから免許を取得するケースがほとんどであろうから、一応、ルールを学んだ実績はあるはず。よって、ルールを知っているにも関わらず、それから逸脱する運転をして事故を起こすのだろうと想像する。一方、外国人の場合は、無謀な運転・身勝手な運転に起因する事故と、ルール無知により起きてしまった事故のどちらが多いのだろうか。取得要件や試験レベルを厳しくすることが事故減少につながると思うので、引き続き、そうしてもらいたいというのが私の意見。

私はいくつかの国で仕事をするために居住したことがあるが、国際免許で運転していた国が1例、現地免許保有が2例、現地免許もどきを保有していたのが1例、駐在元の会社から運転を禁じられていた国が1例というところ。国際免許だったのは初めての任地で、基本は、居住国の免許を取るべきだと思っている。万一事故を起こした時の警察側の対応は、国際免許と地元免許では変わるかもしれないし、自動車保険の付保についても、国際免許の場合は不利に扱われるかもしれない。

現地免許2例は、ともに日本の免許との交換により取得した。日本の免許の翻訳を準備したりは必要ながら、基本的には無試験で交換。厳格化する前の日本の外免切替では、通常の免許試験の問題レベルより易しいとはいえ試験があったと聞くが、私の2例(2か国)では試験は求められなかったので、私のケースのほうが罪つくりかもしれない。とはいえ、日本のマナーを考えながらも現地のルールにのっとった運転をしているので事故は起こしたことがない(日本のマナーは、外国では迷惑であったり危険であったりするものがあるので、大丈夫そうなマナーしか使わない)。

ちなみに、コロナ当時にしばらく帰国できないうちに免許が失効したことがあった。免許の有効期限が到来したのはコロナ直後というわけではなかったものの、それでも駐在地からの出国も日本の帰国も両方向で手続きがまだまだ大変だった頃で、やっと帰国できたのは免許が失効してから6か月以上が経過してしまっていた。ただし、やむを得ない理由(私の場合は海外勤務とコロナの出入国制限)があれば、有効期間が過ぎてから6か月を超えて3年以内の場合且つ、やむを得ない理由がやんだ日(私の場合は帰国日)から1か月以内であれば、技能試験と学科試験の免許で免許を取得(更新ではない)できる措置が提供されていて、私はその恩恵にあずかったことがある。

話をもとに戻すと、ルールを知らない外国人の事故を減らすことが厳格化の目的の一つとは理解するが、これにより、外国が日本人に求める外免切替の条件がどうなるかについては気になるところ。代表的な例ではビザ・査証になると思うが、外国人の取扱いは双方向で同じ対処になると理解している。一方がビザを要求するのに、相手方がビザを要求しないということは多分ないと理解している(調べたわけではない)。そうなると、免許に関しても単純切替から試験を経ての交付へと変更するといった公平な扱いになったりするのか気になるところ。免許の場合は「自国民と外国人」という分け方で、日本人のみに適用するルールとかパスポートで分けるような非効率なことをするとは思えないので、すぐにどうこうという問題ではないかと推測する。

ただ、そういうことへの心の準備をしておく必要があるかもしれない。それはそれで大変だが、日本で外国人が関与する交通事故の抑止になるのであれば、それは受け入れるしかないと思っている。

外免切替厳格化に困惑、との記事は誰目線?

外免切替厳格化に困惑、との記事は誰目線?

外国運転免許証の日本への切り替えの要件が 10 月から厳しくなったことを取り上げるネット記事があった。外国人が困惑しているということらしい。

外国人が困惑するのは無理もない。しかし、「厳格化してけしからん、外国人が困惑せぬようにしないといけないではないか」と該当の記事が主張しているような印象を受けた。タイトルのみが目に入ってきた時は特に。
記事は、安全に運転できるように制度変更の効果を期待するという締め方にはなっているものの、外国人が困惑していることを前面に出す必要があるだろうか。これを配信したメディアは、ハードルの低い日本の外免切替を利用してルールをきちんと知らない(あるいは知っていて無視している)運転者が悲惨な事故を起こしても、外免切替の問題点を指摘する資格はない。いろいろな視点を取り上げるのがメディアであるとこの会社が主張するならば、どんな犯罪でも批判的に述べてはいけないと読者に感じさせるような書き方だ。どっちの向きに対してでも、その時に出てきたこと何に対しても批判的に書けばよい時代ではない(今日死刑が執行されたら海外では死刑廃止だといって批判して、翌日には 10人をあやめた犯人に死刑判決が出なかったとしてなぜ死刑ではないのかまた批判するように、同根の事柄について、舌の根も乾かぬうちにどっちにもとにかく批判する姿勢)。

私は、現在の居住地で日本の免許からの切り替えで現地免許を取得しているので、逆方向で外免切替の恩恵を受けている。しかし、当地の人と同じように運転している。また、当地の免許は日本で可能なような旅行者の取得はできない。住所があってビザを取得し、一定期間この国に滞在する人でないと申請できないし、外免切替の制度が停止されたりもする(この場合は、現地の人も外国人も全員が同じ試験を同じ方法で受験して免許を取得というルール)。

外免切替制度に関しては、なぜ、日本のメディが外国人の気持ちを代弁する必要があるのだろうか。

運転免許を更新した

運転免許を更新した

来月に有効期限が到来する運転免許の更新をしてきた。今、仕事をしにきている国の運転免許の話。外国人の私は、道路交通局へ出向かないと免許の更新ができないのだが、免許が電子化されて更新手続きがアプリでできるようになったこの国の人が窓口で並ぶことがなくなったため、前回の更新時よりも待ち時間少なく更新ができた。窓口待ちの番号札をもらってから手続きを終えるまで、10分くらいだったと思う(前回はコロナで一回目のロックダウンが明けた直後くらいだったような気がするので、それよりも待ち人が少なかったというのは、よっぽどのことだろう)。

この国の免許を最初に取得したのはコロナのさらに前なのだけど、日本風にいえば外免切替での取得だった。日本の免許の現地語訳を大使館の領事部で作成してもらい、あといくつかの書類を揃えれば現地免許を取得できるシステムだった。今はどうか判らないが、以前、ドイツでも外免切替ができたのだけど、日本の免許との引き換えが条件だった(と、いっても、日本では免許書が ID 代わりなため、日本への一時帰国時は持ち歩く必要があるという上申書で、引き続き日本の免許書を預ける必要がない場合もあり)。今いる国では、ドイツのように日本免許を預ける必要がなく、そのまま本人保持。

私は、外免切替のメリットを享受した側なのだが、他方、日本では外免切替で免許を取得した外国人が起こした複数の事故が報道で取り上げられている。事故が撲滅すべきものであるのは誰もが一致する意見だと思う。外免切替にはついては、意見がいろいろあるだろう。通常の免許取得方法でなく、母国のものを切り替えただけだから事故が起こるかといえばそうではないと思う。しかし、母国で運転するかのごとく、ルールやマナーのことなる日本でも運転するような人をみると、これが事故を誘発することもあるように見えるので、日本のルールの周知は最低限のこととして必要になると思う。ただ、事故を起こす人のほとんどは何をやっても事故を起こすと思う。これは、日本人にも日本にいる外国人にも、外国にいる日本人にも誰にも当てはまることかと思うので、これといった方法がないといえばない。人にはいろいろなタイプがいるが、多様化すればするほど予想がつかない動きをする人の数も増えるので、その分、事故が増加する可能性も高まる。車の運転が簡単になりすぎたのも運転に集中しない人を増やしているとも思う。いろいろな要素がありすぎて何が効果あるのか判らない。安全教育や人をおもいやる教育など、基礎固めが時間がかかるが一番早いんじゃないかとも思う。