一律全国区で選挙・投票したらどうなるか
国のために仕事をしてくれる代表者を選ぶ選挙だから、選びたい人に投票したい。自分の選挙区に選びたい人がいない場合には、選びたい人が所属する党から出馬している人に投票することで、本来は投票したい候補者と同じ政策目標を持っている党の候補者に勝ってもらいたいから、そうするしかないのが現状。
もしも選挙区をとっぱらって全国区にしたらどうなるだろう。良い点は、自分が投票したい人に一票をつかえること。懸念点は、日本のためになるか疑問に感じる人まで当選してしまうことがあるかもしれないこと。全国区の多数の候補者を自由に書くような投票システムだと開票と当選者確定に時間がかかるだろうし、判読不明による無効票も増えそう。
それでも全候補者を全国区でやったらどうなるだろうか。当選者を決めるシステムは、上位から国会議員の定数までにはせずに、票数の足切りラインを設定する。その票数に届かない人は最低限の信任を得られなかったと判定して落選となり、議員数が定数に満たない場合もありにする。落としたい人を落とせるシステムは、一人一票である以上は不可能だけれど、なって欲しい人には全国から投票できるようにしたら、結果的に落としたい人(有権者によって落としたい人が違うのでなんとも言えないが)を落とせるシステムにならないだろうか。
非現実的だから一人妄想しても仕方ないか。