2025 年版 Strongest Passport

2025 年版 Strongest Passport

仕事中にネットで調べものをしようとしてあけたブラウザーで、Strongest Passport ランキングに関する記事のタイトルが目に入った。中身を見てみると、ビザ無しで入国できる国が 193か国に上るシンガポールが1位、190か国の韓国が2位、日本は 189か国で3位との内容らしい。

ふーんと思って、帰宅後にほかの記事でクロスチェックしてみようと思ったら、2025年3月の日付で「2025年版ランキング」というのがあり1位がシンガポール、2位が同率で韓国と日本だった。会社で読んだのも帰宅後に見たのもともに「2025年版ランキング」なのだけど、後者のものは3月の日付がついた記事なので発表年が 2025年という意味の 2025年版で、会社で見た 10月の日付がついた記事は 2025年の実績からのランキングで 2025年版ということなのかなあとか思ってみた。

ほかに記事がないか調べてみると、記事に日付がない 2025年版ランキングがあったり(ランキング的には 3月ごろの記事っぽい)、日本は 173か国で同率 19 位なんていうのもあった(2025年のものと書いてある!)。さすがにこれは定義が違うのだろう。

生きている間に訪問できる国はそんな多くないだろうから、ランキングの上位のほうにいれば特段に不具合はないとは思う(ちなみに、今日現在、入国したことのある国は多分 28か国)。

日本のパスポートってこんなんだ、と思ったのはスイスの空港。スイスでは、日本のパスポートであることが分かるように冊子を閉じて表紙を見せると、イミグレ・オフィサーは中身も見ず、スタンプも押さずにパスポートを返される。だから、今から20年くらい前は、日本人でスイスのスタンプのあるパスポートを持っているのは珍しいと言われていた。なので、車自走の陸路でスイスに入ったときに押された入国スタンプはうれしかった。スタンプラリーで珍しいものをゲットできた時の感覚。そのスタンプをゲットした当時は、西欧諸国とシェンゲン協定加盟前の東欧の国との間を車で行き来することが多くてパスポートを増刷してもらったので、その時と比べると出入国スタンプが少なくてちょっと寂しく思っている。落ち着いた日々を過ごしていると思えば今の方がよいのかな。

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