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Tag: 対向車

水たまりに突っ込んでゆく車

水たまりに突っ込んでゆく車

今いる国では、私の前を走る車が水たまりをよけることなく突っ込んでゆく場面を見ることが多い。ほかの東南アジアの国同様に、車と平行して走ったり車と車の間をすり抜けるバイクが多いため、直線で走らないと危ないという事情はあると思う。そこは理解する。とはいえ、必要以上にまっすぐに走る印象。意地でもまっすぐに走るんだ、というコミットメント的なものを感じる。また、水たまりに入ったり路面の落下物をわざと踏んずけて走ってゆく車が多い印象。好んでそうしているような感じ。

一例としては、速度の遅いバイクが自動車の前を走っている時。対向車がいない時でも、ずっとバイクの後ろを遅いスピードでついていっている。対向車線へ少しだけ膨らめばすぐに追い越せるのに、辛抱強く追走する。この国にいる人は乱暴な運転をする人も多いのに、車線のことになるとまっすぐ走ることにこだわっているように見える人ばかりである。横と後ろを見ながら前をみたり、周りの車・バイクとの距離感・速度感を把握するのが苦手な人が多そうな感覚はある(まあ、急ぐ気持ちがないというのが最大の要因かもしれないが)。

洗車した後にわざわざ水たまりに入りたくはないけれど、雨が季節はほぼ毎日雨降りなので、水たまりに入ろうが何しようが車が汚れるのは一緒というはそうだ。だけど、前を走る車がスプラッシュさせるのは、後ろを走るバイクにとっては迷惑なのではないかと、水しぶきを見るたびに思う。