ごまかしカタカナと疑ったら取り残されの証拠?

ごまかしカタカナと疑ったら取り残されの証拠?

日本企業のウェビナーに参加することがある。日本語で受けられるし、日本でよしとされる考え方に触れることができる機会にもなる。経営や製造業の工場管理などの手法や概念、それからを表すビジネス用語には流行り廃りがあるので、何が正しいとか何が今風とかは入れ替えが激しくてついていけない部分もあるけれど、日本で流行っていることを知っておくのは悪いことではないと思っている。

ウェビナー案内のメール・リストに登録している。いくつかの会社に登録しているのだけれど、そのうちの一社のものは、いつも聞きなれない用語が登場して、いつもその定義が記載されていない。あたかも全員が知っていておかしくない言葉であるかのように定義がないので、毎回、ネット検索しないといけなくなる。

しばらく前からカタカナ用語の氾濫が指摘されている。その話が出た頃の私のスタンスは、「言っていることは判る、しかし、この言葉の中にはカタカナであらわされる用語のほうがしっくりするものもある」だった。

しかし、最近の私には初めてみる言葉が氾濫してきているように見えている。とうとう、私もあっち側の会社員になってしまったか、と思い始めている。時代のアップデートに追い付いていないのかも…

その一部は私の認識が正しいと思うけれど、全てがそうだと思えない時がある。新しい表現を使うことで、あたかも考え方や論理も新しいものであるかのように装って差別化を図っているように疑ってしまうことがある。そもそも、はじめから一般に流通している言葉でないとか。

最新情報に取り残されることがないように、自分がものごとを知らないという自覚を持ち続けることは必要だと思うので、このスタンスを堅持しつつも余計な不安に悩まされて変なものに手を出さないように気を付けようと思う。

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