日本のスマホ・ケースは黄ばみやすい?

日本のスマホ・ケースは黄ばみやすい?

現在に使用中のスマホケースは、半年くらい前から使い始めたもので、日本で買ってきたもの。その前は、現在の居住地で購入したもので、それは、今のスマホを買った時から使っていたので2年間ほど使っていた。

日本で買ったのをもってきたのは、最初のケースがだめになったら交換しようとおもい、それだったら日本のものでと思ったから。海外で買うスマホケースはストラップの紐部分を通す穴がなかったりするので、日本のほうが機能性が高い場合がある。半年前にケースを交換したのも同じ理由からで、当地で購入した最初のケースはまだ使用可能だったのだけど、日本で買ったケースについている機能を使いたくなって半年前に交換した。

その時点で元のケースは2年使っても黄ばみがなかったのだけど、日本から持ってきたものは半年で既に黄ばみが発生している。なぜなのだろう。当地で買えるものは、体や環境に悪い原料や成分によって黄ばみを防止できるけれど、日本では使用が認められていないから黄ばんでしまうとかなのだろうか。パブリックな情報ソースでどこまで調べられるか判らないけれど、ちょっと調査してみよう。

自己流の方が得たものは定着しやすい

自己流の方が得たものは定着しやすい

少し前の日経新聞の記事に、「「自己流落ちる」就活不安あおる情報商材、焦る学生狙う」というのがあった。就活に限らず、うまく行っていない時には何かに頼ってみたり、うまくいってそうな人が紹介する方法やモノに飛びついてみたりしがちではある。

そこにつけ込んで詐欺的な方法で金儲けするのは許せない。のだが、この記事で私の目がいったのは自己流という言葉だった。これまで、私は自己流で物事と向き合うことが多かったような気がする。それは、前任者のいない仕事をする機会が多かったので、どうしても自己流でやらざるを得ない場合が多かったからだと思う。しかし、実のところ、そのような状況になる前から、もともと私は自己流が好きだったのだとも思う。なぜなら、スポーツをやる時も自己流が多いから。スポーツは、参考にしてもよい実例がたくさんの種類あるから、自己流でやらずに一番よさそうなものを選択して見習えばよいはずだから。それなのに、自己流でやり方やそのやり方にたどり着く方法を探ろうとする。

自己流は時間がかかる。トライ・アンド・エラーを延々と続けながら最適解を探す作業になることが高い頻度で起こりえるから。だけれど、自己流で身につけたことや得たことは、定着加減が非常に高いことも多い。しばらくそれに関わることから離れていると、一見、自己流で得たことも忘れてしまったように感じるが、何かのワードなどをきっかけに記憶の引出しがガガーっと開く。最後にそれを言ってから20年たっていても、きっかけがあれが淀みなくスラスラ言うことができたりする。

いろいろあるが、私には自己流にこだわりがある。

高速走行中の電気自動車に無線給電

高速走行中の電気自動車に無線給電

大成建設が無線給電の実験に成功したとのニュースを見た。詳細を知りたくなって大成建設のウェブ・サイトを見にいってみたところ、この件についてのリリースがあり、実験内容について詳しく記載されていた。

21世紀に入ったばかりの頃に、携帯電話を電波で充電できたらいいのにと考えていた。それは、今となっては存在する非接触充電器ではなく、街中をあるいていたら携帯回線の電波で充電ができるシステムがあったらいいなと考えていた。それが現実となる世の中に一歩近づいた、というか、携帯どころか走っている自動車が対象だ。素晴らしい。

会社のリリースからネット・ニュースに戻って、私の大好きな書き込みコメント欄をのぞいてみた。無線給電のロス率が高いのが課題だとか、ロスは熱になるので気温が今より更にあがるとか、内燃機関車のエネルギー損失も大きいので無線給電のロスとたいして変わらないとか、たくさんのコメントがあった。皆、詳しい。まあ、でも、実験が成功したことが現段階ではスゴイことで、どんなことでも課題があってそれを解決する過程で技術が進んだり新発見があったりするので、今は、このスゴさを単純に味わえばいいと思う(開発者はその余韻を楽しむ間もないとは思うけれど)。

輸出貿易管理令

輸出貿易管理令

最近のニュースでレアアース関連の話題をよく目にする。レアアースの中でも磁性材に使われる元素は、モーターをはじめとした自動車向けやファクトリ・オートメーション、ロボットなどに組み込まれる永久磁石に使われるとのこと。また、同種の元素は、磁石として防衛用途にも使われるとのことで、先日、アメリカのメーカーに米・国防総省が資金面でのバックアップをするというニュースもあった。

この記事に興味をもったので調べてみたら、日本は磁石のシェアが以前よりもかなり低下しているとのこと。それでも、米国の磁石生産よりはまだまだ大きいようで、そうすると、米国の防衛産業に日本から磁石が輸出されていてもおかしくない(メインが中国製だから国防総省がメーカーをサポートするのだろうが、日本のものも使われているだろう)。

私がまだ会社に入って日が浅い頃はキャッチオールと呼んで、食料・食品と木材以外はすべて対象品目のような感じで、あとはホワイト国かどうかというのが輸出管理のおおざっぱな考え方だった。その時代に、とある化学物質が組み込まれた製品を販売したり、それを製造する海外の会社の資産買収をすることがあった。買収の時の社内決裁取得過程では、社内の「特貿」担当の部署への説明やなんやらで結構なワークロードをかけたなあというのが思い出された。その後も、輸出物流商売では非該当証明でよかったりする製品や仕向け国が多かったような記憶があるが、いくつか関与させてもらった企業買収では買収先企業が軍事転用な製品を作っていたりして、結構大変だったことを思い出した。

日本の磁石の話に戻すと、同盟国であるアメリカの防衛向けということであれば、許可が出ないことはないのだろうけども、それでも武器になることが判っている(転用可能ではなく、武器のために輸出することが輸出時に明白)ケースなのだろうからそれなりの手続きがあると思うが、ニュースでは簡単に武器に使われるとか書いてあるのをみると、浦島太郎になった感覚を少し持つ。ただ、これだけサプライチェインが多くの国に展開されるようになると、どこでどんなつながりがあるかトレースできないこともあるだろうから、より一層にきちんとした貿易管理が必要なのかもしれないなあと思ったところ。

よくない兆候?

よくない兆候?

最近は、生活をしていて感想をもつ機会が減ったような感覚がしている。

日常が忙しいということはないので、仕事のストレスとか仕事からの時間的制約くらいしか原因は思い浮かばないけれど、もしかしたらほかにも背景があるかもしれない。2025 年の目標として、「何ごとに対しても感想を持つ」ことを挙げているのに、最近はそれができていない。そう感じるだけ、まだ状況はましなのかもしれない。感想を持っていないことにさえ気付かない状況よりはいいだろう。意識して感想を持つようにしているとすれば、それはそれで目標達成にはならないが、今は、少し意識を強めてみようと思う。

オレンジジュースは胸焼けするのに…

オレンジジュースは胸焼けするのに…

年に一度の検診で上部内視鏡をしてもらうようになってからの3年間は、毎年、逆流性食道炎と食道裂孔ヘルニアとの結果。それより以前では、検診結果で心配になったことで、検診とは別に個人で申し込んで上部内視鏡を10年くらい前に一度だけ受けた。たしか、その時も食道裂孔ヘルニアとの診断だったので、少ないサンプル数ながら打率は10割と言える。

オレンジ・ジュースを飲むと胸やけがする。以前から、出張時の楽しみの一つは宿泊先の朝食なのだけど、今日こそは思いつつも毎回、オレンジ・ジュースで胸やけする。酸味の影響なのだろう。だけど、オレンジを食べても胸やけしない。これはなぜか。絞ってあると濃縮されているのか。ネット検索を少ししてみたけれど、回答らしいものに出会えない。ちょっとしか検索してないけれど。なぜだろう。

週末には空腹感をあまり感じない

週末には空腹感をあまり感じない

脳みそもカロリーを使うのだろうか。運動でカロリーを消費するのはイメージがわく。物理的な動作が伴うので、動けばカロリーを消費するだろう。しかし、動きのない脳みそがカロリーを使うことはイマージしずらい。

ところが、脳みそが何かを燃やして活動している感覚はある。平日はじっとしているのにまず間違いなく空腹を覚えるのに、週末は動いてもじっとしていても、空腹感のないことがあるから(本当のところ、私の場合は、体を動かす程度が高くなると顎が疲れて空腹感がなくなる傾向があるので、動く・動かないという観点では、動かない方が空腹を感じることがある)。就職してすぐの頃は、土曜日は朝から何も食べずに日曜を迎えることも度々あった。その間、寝ていただけとかではなくて、普通に活動しながら、決して我慢していたわけではないけれど、何も食べずに 36 時間以上過ごすことがあった。だけど、平日に無意識のまま食事を抜くことはまずありえない感覚があったし、忙しくて時間がなくても何かを買ってくるとかして空腹を紛らわしていた。

実際のところ、カロリーを使うことと空腹を感じることが直結するのかはわからない。脳がカロリーを必要としているとしても、決して痩せてはいない私なので使っているカロリーは大きくない筈。そうであれば、空腹を感じるまでの消費量でもないはずなので、感覚と人体は一致していないと思う。あるとすれば、脳を使うと血糖値が下がって、それが脳(だけではないけれど)には危険な状態になりうるから空腹感を生じさせて注意信号を発する、とかなのかなあ。専門家ではないので、メカニズムは判らないけれど。

定年退職したら、空腹感から毎日、解放されるのかなあ。そうすると、体重コントロールしやすくなるのかなあ、などと思いながら今日は何を料理するか考える。

有線デバイス信仰

有線デバイス信仰

パソコンをネット環境に接続するために wifi を使うことを除けば、マウスの Bluetooth 接続以外は私には有線接続信仰がある。職場でネット会議につかうヘッドセット、私用で音楽を聴く時に使うノイズキャンセリング・イヤホン、車中でスマホから音楽等を聴く場合の車体とデバイスの接続、それとスマホの充電が、とりあえず思いつく。

ワイヤレスには時差があるとか、有線での電力供給がないので充電切れの心配がある、掛かってきた音声通信にとっさに対応できないことがあるかもしれないといった私の勝手なイメージ先行な部分だったり、食わず嫌いな背景が有線接続信仰につながっていた。

ところが、最近になって考えが変わった。これまでは、動画や音楽、ニュース配信を自宅で見聞きしているときに、例えばトイレに行くにもデバイスを持っていっていたのだが、無線ヘッドフォンがあればデバイスを持っていく必要がないと気付いた。このトイレの例をとると、スマホを手放せない依存症のような面が心配になることはそうなのだけれど、いちいちニュース番組を一時停止するのも面倒だし、トイレとニュース番組は両立できる行動なので時短にもつながるのでできれば聞いていたい(ニュース番組の動画を見ているときは、実際は聞いているだけで画面は観ていないことが多いので)。それと、もっと効果的だと気付いたのは、家で掃除している時など、掃除機を使っている間にヘッドフォンを使うこともためしたが、ポケットにデバイスを入れながら掃除をするとデバイスが意図しない作動をするし、画面を消すと音楽や動画も消えてしまうのだが、Bluetooth 接続にしてデバイスをテーブル等に置いておけば、掃除中もニュースを聞いていることができる。そういった利便性を感じることができる場面が一週間に何時間あるんだ、という疑問がないことはないが、中断する必要がないことには価値があると私は思う。最近の私は、中断するとそのまま忘れてしまうことがあるから。

と、いうことで、自宅用に Bluetooth ヘッドフォンを買ってみようと思う。音を出すことができる自宅でヘッドフォンを使う、というのが意味不明ではあるが、骨伝導タイプのいかにもヘッドフォン、イヤフォンをしていますといった見た目でない Bluetooth イヤフォンであれば、もしかしたら会社で仕事しながら音楽を聴いたりすることもできそうという不純な動機もある。職場の Teams や Zoom 用には掛かってきた通話に直ぐにトラブルなく対応できるようには、有線ヘッドセットを継続使用するつもりだけれど、これまでの先入観を変えるキャンペーンを絶賛実行中の私は、無線デバイスもまた、このキャンペーンの対象にしようと思う。

タイヤ交換 – Michelin はミチェリン

タイヤ交換 – Michelin はミチェリン

先週までのタイヤは 2023年初めから履いているもので、55千kmくらい走ったところ。前輪タイヤにスリップサインが見えそうになってきているのに加えて、多分、道路上の金属製の落とし物を拾ってしまったのだと思うけれど、後輪の片側だけ空気が抜けるようになったこともあって、タイヤ交換をした。

タイヤに特化したガラージは、スーパーに買い物にいく10分ほどの間だけでも10件近く目に入るくらい沢山あって自分で全部みて決めるのは難しそうなため、同じ会社の地元の人にお薦め店があるか聞いてみることにしてみた。

その人の知り合いがやっているという店を紹介されて、とりあえず見積りをとってくれることになった。私の車のタイヤ・サイズは少し特殊で、Michelin と Dunlop の 2ブランドしか見積りは出てこなかった(タイヤは命を守ってくれるものなので、激安メーカーは候補から外すことをあらかじめ伝えていた)。その見積は、店の人から同僚に届いた Whatsapp を私に転送してもらったのだけれど、判らないこともあったので直接その人のところにいって話を聞くことにした。

話をしていると、ミチェリンという単語を何度か聞いた。Whatsapp で文字として Michelin を先に見ていたので、ミチェリンが Michelin で指すことはすぐに理解した。私が今いる東南アジアの国の言葉のルールを適用させるとミチェリンになるものだと、深くは考えずに一旦受け取った。だけど、少し気になったのでネットで Michelin の発音を調べてみようと思った。

まずは、フランス語。やはり原語の確認から。私はあまり耳のセンスがよくない自覚があるので細かなニュアンスを表現できないけれど、ほぼほぼ「ミシュラン」。ああ、よかった。ミシュランが正解だと思い過ごしていたらどうしようと少し恐れる自分がいたので。次は、ロマンス語よしみでスペイン語。ミチェリンだ。「リン」にアクセントのあるミチェリン。ではイタリア語はどうだ。ミシュランだ。仏・西・伊は同じ源流だと思っていたが発音ルールは異なるようだ。ピレネーの壁は高い。次は、英語。米語はミシュラン、英語はミチェリン。ドーバーの向こうがミチェリンで、それより広い大西洋の向こう側がミシュランだ。

発音にルールはあるのか。奥が深い。

以前に通ってた店がなくなっている

以前に通ってた店がなくなっている

よくある話であるとともに、時の流れとともに仕方のない話ではあるのだけれど、以前に通っていた店がなくなっている。日本の場合は、再開発によるもの。海外の場合は、想像だけどオーナーが引退したんじゃないかなあ。もしかしたら、コロナで持ちこたえなかったとか、維持できたかもしれないけれどそれを区切りにしてしまったのかもしれない。

物販店の場合は、たとえその店舗がなくなっても別の場所に系列店があるかもしれないし、百貨店のような場所に一角で商品が売られている場合もあるかもしれない。一方、飲食店の場合は、なくなってしまえば、それで終わり。店主が別の場所に店を出す場合、味は同じかもしれないけれど、飲食は場所の雰囲気も含んだ味だと思う(客としての思い)ので、厳密には味も違う(店側は同じ味というであろう)。

再開発後は大きなビルができていたり、建設を待つ更地になったりしている。さっき、場所も含めて味だといったばかりで心苦しいところはあるが、再開発後は優先的に以前と同じ賃料で入居する希望を店側が出せて、それが出た場合はオーナーは受け入れないといけないシステムを検討してほしいなあと思う。ビルのコンセプトと違ってもいいのかとかはあると思うけれど、開発後のほうが床面積は広いんだし、かつての店を1フロアに集約してしまえば、コンセプトへの影響を限定的にできるのではないだろうか。逆に、新ビル入居する場合は立退料も発生しないとかにするとか。ビルが完成するまではどこかの仮店舗で営業となると、店舗側の持ち出しコストが大きくなるという負担が生じてしまうかもしれないけれど、客側が勝手な意見を言わせてもらえば、新システムを是非、検討して欲しい。

業界イメージとダイバーシティ

業界イメージとダイバーシティ

この何十年の間で、世の中はだいぶ変わってきたはずだけど、変わっていないものもある。就職先人気企業とか高校の東大合格者数などのランキングの類の記事だ。読み手のほうの意識が変わっているのに出版社だけが変わっていないのか、売れることが至上主義である企業側が定期的に出しているということはいまだに需要があるのるのか、どちらが正しいのか判らないけど、いまだに存在しているのは事実。

そんな中、業界イメージというのも昔のままで留まっている感じ。多少変わってきた気はするが、銀行員にはある一定のイメージがある。また、商社に勤める人のイメージもあまり変わってない印象。何十年か前の就職活動といえば、人事の担当者に到達する前には OB 面談で評価してもらい、次の OB の紹介を受けることを何度かクリアしていかなければならなかった。そうなると、いかにもその業界の社員っぽくふるまう先輩に合わせていかないといけないため、自らステレオタイプの人格を演じる必要があった。今は、多種多様なタイプや背景、専攻などの学生を選抜してはずなのに、その会社にいる人は、いまだに昔からいるタイプの人のようにふるまっているように見えることが多そうに私のようなわがままな人には見える。自分のイメージに縛られていて、それはそれで、つらそうに思える。いくつかの業界の人とダイバーシティはとても親和性が悪いような気がする。4

ボージョレー・ヌーボーの販売から撤退

ボージョレー・ヌーボーの販売から撤退

メルシャンが、販売から撤退することを報道で知った。それとともに、メルシャンがキリンホールディング傘下なことも、その報道で知った。キリンといえば、何十年か前にニュージーランドのライオン・レッドを買収した。キリンがライオンを買ったのだ。

動物シリーズは横におき、ネット・ニュースによれば、昨年にはアサヒビールがすでにボージョレー・ヌーボーから撤退し、サントリーも休止していたそうな。私はボージョレー・ヌーボーを飲んだことはないが、その年の最初のものを楽しむイベントは別にあってもよいだろうとは思っている。以前にあまりにも騒ぎすぎた反動で、最近になって下火になったイメージがより鮮明になってしまっての撤退だと思う。流行るものはいつか廃れる。日付変更線のおかげもあって世界でも早くにボージョレー・ヌーボーが解禁になる日本は、2000年にはそのおかげで世界で早めに Y2K チップ問題が顕在化するとかも言われたり、その翌年には割と早くに 21世紀を迎えるとかで喜んでいた(確か、太平洋にある島国で、世界で最初に 21世紀を迎えるために 2001年だけ夏時間か何かで時間を調整とかあったような記憶)。

世界で最初、についても横におき、その年の最初には喜びもあるし、ボージョレー・ヌーボーとは違って、実際においしいものもある。代表的なものは、フェダーバイサーだろう。これは美味しい。毎年興奮する。本当に待ち遠しい。これぞ、一番搾りという感じ。瓶に栓をすることができないので(ラップと輪ゴムを栓と言わなければ)、早くに飲まないといけないし、早くに飲んでしまう。
あと、シュパーゲルも、その年の最初は特に美味しい。多分、その年の2回目も3回目も同じように味としては美味しいとは思うけれど、感覚的にはやはり最初が一番美味しい(5月、6月に出されるものは、実際に味が落ちてると思う)。
シュパーゲルは、解禁日は特に決まっていなかったと思うが、最後の日は決まっていたと思う。4月上旬になると、いつからメニューに載るのかワクワクする。最初のものは、早ければどのレストランでもよいわけではなく、好みのレストランで最初に出してくれる日がいつになるのかが重要な情報。終了日が気になって調べたところ、ネット情報によると聖ヨセフの日(6月24日)のもよう。なんでも、この日は初霜の100日前ということで、この時期から畑を休ませる必要があるとの説明を読んだ。収穫されるまでずっと土の中で過ごすホワイト・アスパラ。ついでに聖ヨセフが気になって調べたところ、英語では John とのことだった。フランス人の知り合いで Jean がいるが、彼もヨセフ。チェコ人の Jan もヨセフ。ドイツ人の Johannes は、割とわかりやすいが、本当にアメリカ人は外国のものを全て変えてしまうと再確認(ミュンヘン vs ミューニック、ウィーン vs ヴィエナ等)。

ちょっと話がちらかってしまったが、元の話題に戻るとすれば、キリの良さ(新年とか初日とか)が好きな日本人には、ボージョレー・ヌーボーはイベントとして継続する売主がいてもいいような気がする。

貼り付けリンクのないメールが金融機関から届いた

貼り付けリンクのないメールが金融機関から届いた

金融機関から注意喚起メールが届いた。メールで送られてきたリンクからオンラインサービスにログインしないように、との内容だった。これを私は待っていた。これだけフィッシングなどの被害が発生したり報道されたりしているのに、リンクをクリックさせるメールを送ってくる企業のことが理解できなかった(関連する過去記事:オンライン・アンケートへのリンクにためらう – Journeyman : Blog)。

その手のメールが来た場合、どうしてもそのページで処理しないといけない時には(例えば、登録情報の定期的な棚卸のような確認作業とか)、お気に入り登録の URL からログインしたのちに、その目的のページにいって作業することにしている。ただ、いつもこれでできるとは限らず、ページの奥深くにあってたどり着くのが難しかったり、メールに貼ってあるリンクのアドレスからではサブ・ページの名前や場所を推測すらできない構造になっていたりすることも少なくない。何か手続きのような処理をしてほしい場合は、「メールで依頼している〇〇の手続きはこちらから」のように、一目見ればそこが入口と判るよう、サイト運営者には、せめてその時だけでもサイト・トップに目立つように書いてもらいたいと、常々、考えていた。リンクのあるメールを見るたびに、騙されたらそれはあなた自身のせいよ、という送り手企業側のスタンスなのだろうと理解している。そうでなければ、これほど悪名高くなっているのに、リンクを貼ったメールなんて送れないだろう。

初めて見に行くサイトの場合は、運営が書いている URL を信じる・信じないや、サーチエンジンの信頼性をどうかとらえるかとか、私たちの方も疑うことのセンスを問われることはあるが、すでに登録してもらっている顧客にそんなリスクを取らせる運営は、もっとお客さんのことを考えてほしい。

掃除機の展示品でデモできない

掃除機の展示品でデモできない

掃除機が壊れた。多分、機能としてはまだ使えるのだろうと推測するけれど、スイッチが壊れた。二ヶ月位前に使おうと思ったときに、スイッチのパーツが突然外れた。パーツが外れて剥き出しになったスイッチ内部を見たところ、単純な構造であることがわかり、また、通電させるパーツはまだ内部にとどまっていたため、爪楊枝を使って絶えず通電できる形にしたうえで、コンセントにプラグを差す・抜くでスイッチ代わりにして、掃除機としてはなんとか使えていた(剥き出しになったところから小さな火花がパチっとでてくることがあり、安全上も機能上も、早めに買い替えが必要と思いながらも、まだ使用できていたこともあってずるずる使っていた。

それが先日に、突然、通電させる部品がどこかへ飛んでいってしまった。ああ、ついにと思った瞬間、ゴミがたまるパーツの蓋が開き、吸い取ったゴミが床にこぼれた。掃除機が使えなくなった瞬間、いままにないくらいの超高い掃除機需要が発生した。

ゴミさえこぼれなければ、翌週末に電気店にゆけばよいと思っただろうが、ワタゴミや固形ゴミが床に散乱した状態には耐えられず、日本ならばサザエさん症候群がぐったりしている時間帯に電気店にいかなければならなくなった。

買うと決めたらすぐ買わないと気がすまないくなりがちな私は、電気店にこれといった掃除機がないことにがっかりした(別に、素晴らしい掃除機を買うつもりはないのに、普通のすらなかった)。いつものわたしならば、それでも最初にいった店で買ってしまってあとから後悔するのだけれど、この日は違った。道を挟んだ向こう側にも店があり、そこもみてみる気になった。素晴らしい。普段ならばそんなことはありえないことだ。その道は、一方通行の片側5車線くらいの道のなので、車がこないときを見計らって渡るのは結構、単純なことではないのだが、その日の私は別人のようだった。

結局、二店目は品揃えも結構あって、買い物には満足していないながらも、まあまあ、普通の掃除機を買うことができた。ただ、そこに至る過程として、デモができない問題に出くわした。私が掃除機に期待するのは吸引力のみ。いろんなタイプのノズルがアタッチメントでついていたり、水拭きみたいなことまでしてくれるヘッドがついているものがあったり、そういったことには私は興味がない。何年か前にコードレスを買ったことがあるが、2年経つかどうかというタイミングで充電ができなくなったことがあったので、コードレスに対しても拒否感がある(コードレス=吸引力が弱い、というイメージもある。スチーム・アイロンについても同じ先入観をもっており、アイロンも有線だし、屁理屈はちょっと違うがヘッドフォンも有線)。

そんな吸引力至上主義の私にとってはもちろん、大勢の買い物客にも同じだと思うのだが、掃除機は実際に電源を入れずに買うことなんかできない。が、しかし、コードレス機は充電されていなし、プラグイン式のものも電力が得られるコンセントが展示場に見当たらないし、これは一体どういうことなのだろうか。店員さんに聞くも、電源ないよ、とのこと。この店員さんは、自分が客のときにもデモしないで買ってしまうのだろうか(そんなことはないだろうが、もしかして、デモせずに買うのかなと思わせる国ではある)。以前に電化製品を買っていた店では、レジで通電チェックもしたのに、ここではデモも通電チェックもない。まあ、最終的にこの店で買ったのは、デモをできるようにしてもらったからなのだが、本当は、展示品全てのスイッチを入れて吸引力を確認してから買いたかった、というのが正直な気持ち。

壊れてしまったほうの掃除機は、部屋の大家さんが買って備品としておいてくれたものだった。私はテレビをみないのだけれど、大家さんが買ってくれた家電にはテレビもあって、そのテレビは今回の掃除機よりももっと前に壊れた。ある日、突然にシューっという音とともに壊れた。安いけれど、壊れやすいものが多い。

Al の学習元によっては …

Al の学習元によっては …

今更な話ではあるけれど、AI がどこから学習をしているか心配。自分が学習した時も、ガセネタが情報源だと間違えたまま成長してしまい、一度間違えて覚えてしまうと後から修正が大変だったりする。

だから AI がどこから学習しているのかは心配。なんてことを思っていたが、もしも、AI が間違いを教えたとしても、5億人が同じ間違いから学んだとしたら、もしかしたらそれが正解になってしまうことがあるのだろうか、という疑問が生じた。客観事実がある物事であれば、例え大勢が一つの意見を表したとしても正誤を確認する術があるし、大勢が言ったからって間違いが正解になることはない。しかし、正解のないこと、例えば評判とか実際は誰も正解を持ち得ていないこと(宇宙や歴史など)については、嘘を大量に不徳的多数に拡散する能力のある AI が間違った学習成果によって流布するような時代になると怖い。意図的なもの、バグ、AI の暴走、確認作業不足など、理由は様々かもしれないが、手っ取り早く何かを知ろうと思って利用する AI のはずだったのに、ほかの検索結果とのクロスチェックが必要になると、いったい何のため?という気持ちになるかもしれない。

街中での募金に躊躇する私

街中での募金に躊躇する私

私は冷たい人なのか?

街中での募金に躊躇してしまう。どうしてもうさん臭く思ってしまう。募金をしている団体を自分で調べて、正規な団体かどうか調べる方法もあるかもしれないが、そこまでせずに募金もしない私は冷たい人間なのか自問自答する時がある。仮にその団体を調べたとしても、出てきた結果が事実かどうかきっと悩むことだろう。

疑い深い自分が嫌になるときと、それはそれでよかったと思う時がある。適度が一番よいのは明らかだけど、こうなってしまった自分を受け入れる以外にはないので、それはそれで認めている。

だけど、募金を疑い深いことと認識させた人々は罪深い。

数式 = (a*b)/x – (a*b)/y

数式 = (a*b)/x – (a*b)/y

仕事で何かのデータを変換しようとしているときに、タイトルのような計算をすることになった。
(a*b) が共通しているので、(x-y) で計算を簡単にできると思ったのだけど、割り算のまま計算してしまって変な計算結果になってしまった。あまりにおかしい数字なのですぐに間違いと判ったのだけど、割り算だからって割ってはだめで、(1/x – 1/y)を掛けることに気付くまで時間がかかった。

単なる感想であり、衰えの実感であり、以前に出来たことが出来なくなった残念な気持ちがぐるぐるぐる。

三連休のなかびが参院選の投票日

三連休のなかびが参院選の投票日

海外にいる私は、大使館へ行き在外公館投票をする予定。在外投票の期間は、選挙の公示日の翌日から日本国内における投票日の6日前までと規定されているようで、日本では日曜日が投票日になることから、衆院選の場合は在外投票期間中に週末が一度含まれ、参院選の場合は二度の週末が投票のチャンスになる。大使館の所在地へ出張がうまい具合に入ることはまずないし、週末にチャンスがあることから休暇をとって平日に投票へいくことも考えたことはない。

日本の報道をみていると、三連休なかびに投票ということを度々、言及している。中には、「参議院選挙は公職選挙法で国会が閉会してから24日以後、30日以内に行われること」になっていることを伝え、会期延長がなければこの週末になることは国会会期が決まった時には推定できたことも伝えるメディアもあるが、基本的には投票率を上げさせないために恣意的に決めたような報道ぶり。

まあ、それはよいとして、もしも連休中に出かけることを予定しているならば、不在者投票や期日前投票という制度もあるのだから、なかびであることが投票率があがらない理由にはならない筈だと思う。それと、メディアが頻繁に伝えているように、景気が悪いのであれば、わざわざお金を遣うような宿泊旅行にはいかないだろうから、影響ゼロとは言わないが顕著な投票率の違いにはならないと思う。もし、投票率が低いようなことがあれば、いつやっても低いのではないだろうか(ちなみに、私は自民党の肩を持とうと思って、このような感想に至っているわけではない。メディアのレッテル貼りというか脊髄反応を見ていられないだけ)。

私は粛々と選挙権を行使してきます。ついでに買い出しもしてきます。

黒猫が目の前を横切った

黒猫が目の前を横切った

朝の通勤時に、自宅を出てすぐのところで黒猫が進行方向の車の前を横切った。
ちょうど、悪い話を報告しなければならない予定があった日だったので、何か不吉なことでもあるのかと憂鬱な気分で出勤した(黒猫に出会ったこともあったので運転には注意して出勤)。

あまりネガティブな気持ちでいるのもどうかと思い、なぜ前を横切る黒猫が不吉なのか調べてみようと考えた。曲解できそうな理由であれば、不吉であることを忘れる口実にしようと思った。逆に出る、つまり、逃げようのない確定的な理由があったら気分撃沈になるかも、とはなぜか考えなかった。

ネットで調べたところ、日本では幸運の前兆という受け取り方だというのを見つけた。いままで何十年も生きてきて、私が知っていたのは黒猫が前を横切るのは不吉なサイン、ということだけだったことを知った。つまり、自分では調べたことがなくて、テレビかラジオか書籍なのか判らないけれど、不吉だという海外での受け取り方を誰かに吹き込まれて、それのみを知ったまま今に至ったということだ。

とりあえず、悪い報告を前に少し気が晴れた。それと同時に、自分で確認するのも必要だなあと再認識した。どうでもよいことであれば自分で調べる必要がないかもしれないし、誰がそれを言っているのかによってもあらためて調べてみるというアクションは不要だとは思う。だから、多分、何の疑いもなく不吉だと思ったのだと思う。推測するところ、海外の生活様式やしきたりなどに興味があって、いろいろ調べていた大学生時代にこの認識が刷り込まれたのだろうと思う。それ以来、調べたことがなかったということだろう。

今後は黒猫が横切っても、自分の向きをかえて後ろ歩きをしながら前を横切っていない、という強弁をする必要もなくなったので、コケてケガするリスクが低減したことになる。めでたし、めでたし。

オールブランは何処へ行った?

オールブランは何処へ行った?

ケロッグ・オールブランが店から消えて結構な時間が経つ。

地元のスーパーから消えてから1年くらいが経つだろうか。私が毎週通うスーパーは、ある時は大量に同じ製品が陳列棚にある一方で、在庫がない時期はしばらく棚で目にすることがないことが続く。仕入れの問題なのか納入の問題なのか判らないが、要は安定していない。オールブランもそのうち入荷するだろうと期待しながらの1年である。定期的に買い出しに行く大きな町でも全く見かけない。たまに、いつもと違う系列のスーパーに行くこともあるのだけれど、そこでもない。多分、オールブランが私の住む国から消えてしまったのだろうと疑っている。

しかし理由が判らない。ケロッグ製品はある。オールブランだけがない(ほかの商品は探していないので、本当にオールブランだけないのか実際は不明)。これが余計に謎を深めている。味のないオールブランは本当は好みとは違うのだけど、ほかのシリアルとプレーンヨーグルトにはちみつを掛けて食べる時にトッピングとしてオールブランを振りかけるのが好きだったのに。